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スタッフ紹介

宮崎 智子

○プロフィール
1972年3月生まれ。
大学を卒業し一般企業に4年間勤務した後、税理士を目指して会計事務所に転職。
4つの会計事務所でキャリアを磨き、10年前に税理士資格を取得。
宮崎良一と出会って結婚。
現在は、当事務所の税務担当責任者。
趣味は読書でミステリーが好き。
2歳と5歳の女の子の母。

――担当している仕事内容は
夫が外向きの仕事を担当して、私は税務全般を担当しています。
お客様が決算申告できるように、経理を代行するのがうちの役割ですので、それぞれの顧客ごとに道筋をつけて、スタッフに仕事を振り分けています。

接客はわかりやすくがモットーです。専門的なことをわかりやすくご説明して、この人に任せたいと思っていただけるように、相手のニーズをくみとるようにしています。
――仕事で達成感を感じるのはどういう時ですか
遺産相続の手続きを完了した時は、やはり達成感があります。
相続は10ヵ月以内の申告が期限ですが、だいたい半年くらいはかかります。相続人や遺産に関する膨大な調査もありますし、スパンも長いので、円満に終わった時は心からほっとします。
――ご自身の性格、長所短所を教えてください
性格は慎重派です。その分融通きかないというか…。猪突猛進の夫とは真逆なので、それでバランスとれているのだと思います(笑)。
夫は営業担当で外向き、私は事務所内の税務全般を担当しているのも、性格的には適材適所だと思います。
――事務所のお客様はどういった方が多いのでしょうか
創業間もない、家族経営で事業を切り盛りしている事業主様が多いですね。
家族経営で創業されたところは、女性も貴重な戦力で、夫婦で力を合わせて仕事をされています。妻が事業主のそばにいてサポートするという構図ですが、私たちも夫婦で事務所を運営しているので、同じようにご夫婦で創業されたばかりの事業者様にとっては、親しみやすさと安心感があるのだと思います。
――事務所のセールスポイントはどこにありますか
経営面のアドバイスができるところだと思います。そういう会計事務所は、ほとんどないので、弊社はそれを柱にしています。
これから創業しようという方々を、経営面や資金面で支援できて、事業が順調に軌道にのれば、継続的にフォローもできるのがうちの強みだと思います。
――宮崎先生のことを評価してください
たいへんな努力家です。風呂の中でもどこでも、寝るまで勉強していますね。独立してからは、それこそ寸暇を惜しんで勉強をしているという感じです。

お客様のことを第一に考えて、そのために努力を惜しまないというところは、夫ながら尊敬しています。
――ご自宅ではどんな人ですか
常に仕事のことで頭がいっぱいで、忙しくしているのですが、家では子煩悩で、夜は2人の娘と一緒に早くに就寝します。その分、明け方の3時4時に起きて、仕事をしているという早寝早起きタイプです(笑)。
――宮崎先生はどんな性格の人ですか
突き進んでいくタイプで、ほとんど暴走列車です(笑)。慎重派の私が、「ちょっと振り返った方がいいんじゃない」と、ブレーキをかける役です。でも、いったんこうと決めたら、人の言うことは聞かないですね。
――今後の個人的な取組課題はなんでしょうか
私の担当は、税務が中心ですが、もう少し経営面の知識を身につけて、夫の仕事をサポートし強化していけたらと考えています。夫が学んだ、NNAさんの勉強会にも、時間をつくって参加してみたいと思っています。

仕事の面では、税務以外の、融資支援や顧客獲得に向けたアドバイスなどができるように、税理士としての幅をもう少し増やしていきたいですね。今は夫と私で、仕事の役割分担をしていますが、夫が担当している分野の経験値も増やしていけたらと思っています
――今後のビジョンや抱負をお聞かせください
会計ソフトの高度化や税務のIT化などによって、税理士は将来的に消えゆく職業の代表例といわれています(笑)。機械的な部分は誰でもできるので、経理代行業務なども、いずれはなくなるでしょうから、そういう仕事しかできない税理士は淘汰されるはずです。

そういった時代に生き残るためには、経営面のサポートや相続の調停役など、人との関わりがある仕事をもっと強化していかなくてはなりません。私たちにとっても、この方面を強化育成していくことが、目下の最大の課題です。