経営の小学校ホーム>お客様の声

お客様の声

具体的な成功事例をビジネスモデルとして
自分の事業にあてはめていこうと思います。

海外輸出入販売、アウトドアイベント企画・運営
WIREDREAM 株式会社
代表取締役 高中 昌秀 様

――事業概要をお教えください
今年設立した会社で、インターネットを使って、海外向けのキャラクターグッズの販売をしています。日本では今、妖怪ウォッチがブームですが、海外ではドラゴンボールやポケモンなどが流行っています。

その事業とは別に、昨年継いだ実家の精肉店で、バーベキュー用精肉の通販もしています。とくに変わった精肉を販売しているわけではありませんが、販売方法の切り口として、バーベキューに特化した焼肉セットというのは珍しいので、アウトドア好きな人たちの間で、それなりの需要はあります。
――創業したばかりですが、事業は軌道に乗りましたか?
まだ創業1期目ですが、売り上げは徐々に上がっています。これから海外はクリスマスのホリデーシーズンを迎えますので、事務所を大阪に移して、販売体制を強化しようと思っています。

販売しているキャラクターは、自社で仕入れて在庫管理をし、ネット経由で注文があれば、世界中に発送しています。ですから、売上規模が拡大すれば、それだけ広いスペースの事業所が必要になるわけです。

この繁忙期をうまく乗り切れば、初年度で黒字化のめどもたつので、ここが正念場だと気持ちを引き締めています。
――勉強会に参加するようになった経緯は?
先生からお誘いを受けて、勉強会に参加するようになりました。

ランチェスター戦略のことは、書籍で読んだことがあったのですが、実業に結びつくのかどうか、ぴんとこないものがありました。ところが、勉強会で実際の成功事例を学んだことで、新たな気付きが生まれました。
――どのような点が参考になりますか?
勉強会の中で先生が、参加者に向けて、ランチェスター戦略に基づいた、いろいろなアドバイスをくれます。これがとても参考になります。

たとえば、地域を絞り込む弱者戦略は、なるほどと納得させられます。私の場合、バーベキューセット肉を販売している精肉店は、実店舗が大阪の此花区にあるので、もっと地域を意識した販売戦略を立てていく必要があると感じています。

勉強会で教えていただく成功事例は、結構泥臭い事例が多いので、それを参考に、自分の場合はどこまでできるかを、常に模索しています。全てを自分の事業にあてはめるのは無理があるので、ランチェスター戦略を活用した成果として、あるいはビジネスモデルとして活用していこうと思います。
――ランチェスター戦略に基づいた、取組課題は見つかりましたか?
ネットによる海外販売では応用できないかもしれませんが、昨年父から引き継いだ精肉店は小さな商店ですので、弱者戦略を参考にして、テコ入れをしていくつもりです。

父はランチェスター戦略を知っていたわけではありませんが、40年前から、ミンチや鶏肉は置かず、焼肉食材に特化した、よそとは違う差別化された精肉店を営業してきました。おかげで、焼肉ならうちのお店と決めている昔馴染みの顧客が多く存在しますが、残念ながら売上は減少傾向にあります。

うちのお店のファン層は、年配の方々が中心なので、今後は、若いひとたちも取り込んでいける営業戦略が必要だと考えています。焼き肉好きな人たちを理想のターゲット層ととらえて、どうやって顧客として取り込んでいけるか、ランチェスター戦略をベースに、商売を立てなおしていくつもりです。
――今後のビジョン、事業上の豊富などをお聞かせください
海外向けのネット販売事業は、今期から走りだしたところですが、売上は着実に伸びてきているので、しっかりと基盤づくりをしていくつもりです。そのためにも、借り入れ資金のワクを増やして、仕入れ量を拡大しながら、業容をスケールアップしていきたいと思っています。

その後のビジョンとしては、キャラクター販売事業を早く黒字にして、次の新規事業にとりかかりたいと考えています。昔から頭を使って考えることが好きで、今は新しいビジネスを開発するのに夢中です。次の事業は、エンターテイメント寄りのビジネスにするつもりです。
宮崎先生がよく「社長の仕事をしてください」とおっしゃいますが、まさに私にとっては、新たな事業や商品を考えて開発することが、社長の仕事です。運営については、スタッフに任せるしくみづくりをしていくつもりです。

創業したばかりで、まだまだこれからですが、強い思いを持って、事業に邁進していいきたいと思っています。